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Windows Phone 8.1 の画面出力機能とは?の更新です。
画面出力機能とは?
Windows Phone 8.1 / Windows 10 Mobile では 「画面出力(英名:project my screen)」機能が公式に搭載されています。これは、Windows Phone の画面をPC等を通じて出力する機能です。
接続はUSB
出力には Windows 10 Mobile デバイスと PCをUSBで接続します。デバイスとしてきちんと認識されてフォルダが確認できる状態にしておく必要があります。
インストールと接続方法
あとはWindows Phone の画面出力アプリ をダウンロードしてインストールするだけです。
アプリを起動したら、PCとWindows 10 Mobile デバイスをUSBケーブルで接続します(充電のみのケーブルではだめですよ) すると、下記のような確認のメッセージが表示されるので「はい」を押します。
そのまま、アプリ内にデバイスの画面が表示されるはずです。
画面出力の許可メッセージが出ない場合
もし、Windows Phone を接続してもメッセージが出ない場合、PC接続で使われているドライバーが古くて Project My Screen 機能に対応していない可能性があります。その場合は、Windows Phone が接続されている状態で以下の手順で対応してください。
- コントロールパネルからデバイスマネージャーを表示する
- ユニバーサル シリアル バス デバイス 以下の Windows Phone 8.1 デバイスのドライバーを全て削除します
(再起動が必要です、というメッセージが出ますが再起動しなくても大丈夫でした) - 削除したらいったんデバイスとPCのUSB接続を外して、再び接続します
- 今度は、メッセージが出るはずです。
デバイス側のオプション設定
覚えておきたいものとしては、デバイス側の「設定」の中の「画面出力」のところにある「詳細設定」。ここの「タッチを表示」ですね。
これを 「オン」にすると Project My Screen App 上にタッチしたポイントが指定の色のポイントとして表示されます。プロジェクターなどでこの画面をみんなで見るときやデバッグの時に便利な機能です。
Project My Screen App 側の設定機能
ショートカットキーに様々な機能が割り当ててあります。F1キーを押すと表示されます。一部 F1に表示されていない機能もありますが。
■ 絶対覚えておきたいショートカット
- F (Full?) または Alt+Enter: フルスクリーンとウィンドウモードの切り替え
- E (Expand?): 黒い余白を表示するか最大表示するかの切り替え
- P / B (Panel ? Border?):デバイスのフレーム表示の切り替え
■ その他のショートカット
- Esc : ウィンドウモードに戻る(Fを覚えていればほぼ使わないですが)
- ← と → : 画面を横向き表示する。デバイスにあった向きを選択してください。
- ↑ または ↓:画面を縦向き表示する
- R:フレームレートを表示する
- スペース:デバイスの縦横をリセット=デバイスの状態に合わせる
例えば、上の画面のように横向きのゲーム画面をフルスクリーンで表示したい場合は、
- (F, ←or→ :ここまで自動)
- P を押してウィンドウ枠非表示
- E を押して拡大表示
という感じですね。
Project My Screen の 使い方
勿論そのまま使ってもらえばいいのですが、 Windows 8 のタッチ機能を持ったマシンがあると大きな Windows Phone が使えますw
■ 10インチの Windows 10 Mobile
やり方は単純で、Surface でこのアプリを使うだけ。Surface 側のタッチパネルでも操作できるので、まるで 10インチの Windows Phone を使っているように見えます。
■ 24インチの Windows Phone
これも単純に、Project My Screen が起動しているPCを24インチのモニターにつなげるだけ。ここで大事なのはモニターを縦に回転して設置できること。モニターアームを使っていたり、スタンドが対応している必要がありますね。